yumiの記憶保存帳

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私の評価 

『得体の知れない人』
そう言われると、自分も自分のことが得体のしれないようにかんじるけれど、
べつにミステリアスでもヒステリックでもない。
わたしはわたし、としか言えないのだ。
他人になりたくても、私はやっぱり、私。
それがちょっと哀しいけど、
胸の奥から響く歓喜の声を聞き逃してはだめ。
わたしはわたし、としか言えない、のではなく、
わたしはわたし、と言えるのだ、と。
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もはや桜を見ても哀しいとも切ないとも思わない。
ああ咲いたな、春がきたんだな、とだけ。
バスの窓、電車の窓を通り過ぎる桜。
駅までの徒歩のなかで横目で見る。
公園の桜。小学校の桜。桜。桜。
桜だらけで、なんだか見えているのに見えないみたい。
実際にそこにあるのに、幻のようで。


私の中に桜の木が一本生えている。
もっとセンチメンタルだった過去の私がじっと桜をみている。
ひらひらと花びらが落ちるたびに、まぶたが瞬く。
その私を私が見つめている。
じっと見つめている。


現実の桜は記憶の中にある桜と共鳴して、
過去の私が呼び起こされるのだ。
記憶の中にある桜こそ一番美しいと、私は思う。


 

しっかり 握り 締めて いた 両手が お湯の 中で ほどけて 赤ちゃん の 手 に なる。
黒髪が 濡れて 何筋もの 川 に なり、 体 を 這う。
瞼は 手触りが いい 絹布の ように、 世界 を そっと 包む。

戻 りたい、戻り たい、戻りた い。



戻れる。

春の靴 


さあ 新しい靴をはいてでかけましょう

モノトーンの街を一歩一歩踏みしめるたびに

抑え付けられていた様々な色が息を吹き返していく

そう これは魔法の靴

春よ春よ 現れておいで

タン タン タン タタン ピョン トン

芽よ芽よ お目覚めになって

タン タン タン タタン ピョン トン

何よりも私自身がコートの中に隠していた春を

スキップで少しずつ落としていって

道ができていく

いたずら好きな子鬼とさみしがりな幽霊 



京都と奈良で旅行していたら
だれかにとんとん肩をたたかれたり
リュックサックを引っ張られたりした
振り向いても寒風がびゅーとふくだけ
いたずら好きな子鬼が遊んでいるのだろうか
別にいいんだけどふざけすぎたら
こわい明王につかまってお尻ぺんぺんされるぞ

京都と奈良で旅行していたら
異様に肩が重くてホテルに帰ったらバッタリ
さみしがりな幽霊がおんぶをねだったのだろうか
少しだけならいいんだけどずっとはだめよ
さもなくば子泣きじじいになって嫌われるぞ

見えないけどいるのかな
見えないけど笑っているのかな
見えないけど泣いているのかな
見えないけど空を駆けているのかな

想像しながら旅するのは楽しい
でもね
怖ーい怖ーい悪霊はお断りします


追悼 



ぴき、ぴき、ぴき、ぴき。

どこかからか、足元から感じる地割れの響き。

ぴき、ぴき、ぴき、ぴき。

それは、だれかの絶叫によるものなのだろうか。

今まで、ずっと目を閉ざし、耳を塞いでいたから、

更に更にすさまじくなっていったのだろうか。

ああ、地面を見れない。

どこまで地割れが来ているんだろうか。

足元まで来ているのだろうか。

もはや絶叫はだれかにもとめられないほど、大きく、大きく。

せめての礼儀とは、優しさとは、何なのだろうか。

それは、目を開き、耳を澄ませることだろうか。

ここは闇の中で、音もかすかにしか聞こえないけれど。

だれかの手の暖かさを信じて、

闇の中を探ることなのだろうか。





Piki, Piki, Piki, Piki.

Somewhere, the sound of the crack in the ground I feel from feet.

Piki, Piki, Piki, Piki.

Is it, I wonder, such due to screaming of someone.

Until now, because I was shutting my eyes, and blocking the ear,

Furthermore, I wonder became even more tremendous.

Oh, I can not look at the ground.

How far I wonder is coming crack in the ground.

I wonder has come to feet.

No longer screaming enough can not be obtained in someone, large and larger.

And at least of courtesy, and kindness, I wonder what's.

Is it, open my eyes, settle the ear.

Here in the darkness, and the sound I can not hear only faint.

Believe the warmth of someone's hand,

I explore in the darkness.



 



やさしい、の響きは、かなしい、の響きにも似ている。

優しい、の漢字は、人が憂える。

悲しい、の漢字は、心が裂ける。

きっと、やさしいとかなしいは紙一重なんだ。

世界一やさしい人は世界一悲しい人なんだ。

そっとだきしめながら、泣くのだ。

 

鉛筆を握って考えて

自分を慰める詩をかきたくない

ただ、ただ、どうどうとしている詩をかきたい

そう思えば思うほど、詩をかけなくなっていく

それでいいのだろう

鉛筆を置いてドアノブを握って

出て行こう

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